障害の知識と技
目の衰えは思ったより、はやくきます。30代後半になると、疲れ目や乾燥がひどくなり、老眼も意識するようになります。 ある調査によると、60歳以上は読書のときに、20代の3倍以上の光量が必要だそうです。今回は、介護の現場で知っておきたい「眼」のお話で…
健康な人は、ぐっすり眠れる方が多いです。安眠は元気の秘訣ですが、「睡眠」に関しては、知らないことも少なくありません。よく耳にするのがレム睡眠、ノンレム睡眠です。なーんとなく知っているような、知らないような・・・。 調べてみると「レム睡眠」とは…
2020年9月22日。愛媛県で同居している交際女性の6歳の息子に対し、顔面を殴ったほか体を足蹴りするなどし、けがをさせた疑いで28歳の無職の男が逮捕されました。子供の体には以前から暴行を受けたようなアザがあったといいます。日本の社会福祉の実践家であ…
マリア・モンテッソーリ(Montessori, M.)とは モンテッソーリはイタリアの思想家・実践家です。彼女はイタリア初の女性精神医学博士でもありました。そして「子どもの家」を開設し、知的障害分野での実践を健常児に適用する実践を行いました。 モンテッソー…
子どもの眠りの障害 子どもに多いのは眠りの障害です。夜驚症や悪夢、睡眠発作などがあります。今回はチェック編として、主な障害と症状についてまとめてみました。 子どもの眠りの障害 夜驚症の症状とは 悪夢や睡眠発作、夢遊病の症状とは 泣き入りひきつけ…
障害福祉サービスって何? 障害福祉サービスは障害がある方へ介護支援を行ったり、訓練の機会や就労の支援を行うサービスです。ただしサービスを利用するには市区町村へ申請を行い支援給付をしてもらう必要があります。 一般的には障害があっても自ら申請を…
障害のある方の食生活と留意点 障害のある方の食生活には症状に応じた配慮が必要になります。もちろん好きな物を自由に食べていただくことは大切です。その上で介助者が知っておきたいポイントがいくつかあります。 障害のある方の食生活と留意点 重症心身障…
実は、新生児の100人に1人は自閉症であると考えられています。日本の人口が1億2600万人なので、ざっと126万人が自閉症の可能性があるわけです。自閉症は発達障害のひとつで主に3つのタイプに分けられます。それは「自閉症スペクトラム障害」、「ADHD(注意…
パーソナリティ障害 最近よく聞くパーソナリティ障害。恋人の行動がどうしても理解できないとき、職場で困った行動ばかりとる人…。もしかしたら、その人は、パーソナリティ障害かも知れません。どのような種類や特徴があるのかまとめてみました。 パーソナリ…
身体拘束と認知症 当たり前ですが、認知症の高齢者や障がい者への身体拘束はダメです。しかし現実はどうでしょう。暴れたり、走り回ったり、危険な行為に及ぶ利用者さんもいます。知り合いの介護スタッフは、屈強な認知症のおじいさんに殴られて歯を折ったこ…
最近、よく耳にするのが「気象病」という症状です。雨の多い日や季節の変わり目、台風などの時に頭痛やめまい、吐き気や不安感などの症状が出る方は、気象病の可能性があります。この記事では、介護や障がいにも影響する気象病について解説していきます
2020年2月、厚生労働省が驚くべき数字を発表をしました。 それは中央省庁などで新たに「5197人の障害者が採用され雇用率が平均で2.85%になった」というものでした。 なぜこの数字が注目されたのでしょう。 その理由は障害者を雇用するのは面倒だと思ってい…
この記事では日本の眼科医でも症例報告の少ない「雪視症」と呼ばれる目の病気を解説します。
今、保育や幼稚園の現場で問題になっているのが発達障害や気になる子といわれるグレーゾーンの子供たちです。しかし発達障害は耳なじみはありますが、グレーゾーンという定義は意外と知られていません。その定義や症状。そして対策法をまとめました。
問題行動への対処法 福祉の現場では、利用者さんが自傷行為や破壊行動を起こすこともあります。事件や事故にもつながりかねない行動で大切なのは適切な対処法です。その方法はさまざまですが、今回は場面転換のひとつである「数息観」という方法をご紹介しま…
「雇用数水増し」問題 国の行政機関で2年前、中央省庁で水増し問題が発覚しました。 職員に占める障害者の割合が2.5%以下。 行政機関が規則を破っていたのです。 障害者雇用促進法で定められている法定雇用率は、民間企業も対象です。 45.5人以上の常勤従業…
車椅子の事故 介護施設の利用者が増える中、送迎中の「車いす」の事故が問題になっています。2019年には、北海道では介護施設の車で、他の人は無事だったのに車椅子の高齢者だけが死亡する事故がありました。また、富山市でもデイサービスの車と軽自動車が衝…
うつ病とうつ傾向の違い 最近、増えているのが認知症の親を介護している家族が「うつ」になるケースです。元気だった頃を知っているからこそ、認知症になった親の姿に戸惑い、気持ちが沈んでしまう。そして将来を悲観してだんだんと元気がなくなってしまう。…