「ツクイ」の介護ビジネス戦略と最新の取組みとは?

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こんにちは。介護福祉on-lineのサトシです。


「介護の仕事に興味はあるけど、働けるか不安だぁー」

そんな悩みを抱えている方も、多いのではないでしょうか。

 

この記事では、「あなたが働きやすい会社はどこか?」を把握するために、

介護大手の評判、年収、ビジネス戦略(将来性)などをリサーチし、

その結果をまとめてみました。

 

「介護業界だけは働きたくない」という声も聞かれますが、

僕自身、副業で働いてみると「意外とチョロいな」と思うこともあります。

そして「もっと働きやすいトコ、あるんじゃね?」と考えたりします。

 

隣の芝生は青く見えるモノ・・・

 

ということで、今回は、介護大手「ツクイ」の特徴や

将来性、ブラック・ホワイト度など調べてみました。

 

(ちなみにこの投稿、令和初ですww)

 

目次

 

1.ホワイト・ブラック度は「64点」

 

介護業界の大手、「ツクイ」。

全国に展開するデイサービスを主軸にして、

最近では、有料老人ホーム・サ高住も展開しています。

 

そもそもは訪問入浴サービス事業がスタートで、

35年以上に渡って介護事業をしている老舗ですね。

 

2012年には東証一部に上場。

売上・利益ともに順調に推移しています。

 

 

平均年収は404万円でも格差あり

 

ツクイの従業員は、連5004名、単4822名(2019.4.02現在)

平均年齢は、42.3歳で、

気になる平均年収は、404万円(会社四季報より)

 

上場企業にしては、「安い」という印象ですね。

 

介護業界でみれば高い方ですが、

本社、地方によっても格差アリ。

 

やはり、ここらへんの老舗が給料アップに動かないと、

他業種から優秀な人材は入ってこないので、

ツクイさんには頑張って欲しいです。

 

ただ安定感はあるし、勤務制度もしっかりしているので、

管理職になると満足度は高いようです。

福利厚生では、ツクイ倶楽部があり、

予防接種や結婚祝いなどでお金が少しもらえるそうですよ。

 

 
2.ツクイのビジネス戦略は?

 

2025年にむけて、ツクイが目指しているのは3つ。

 

  1. 「デイサービスで圧倒的No1の地位を盤石化」
  2. 「ツクイの考える地域包括ケアの確立」
  3. 「従業員の幸せの実現」

 

具体的にはどうするのでしょうか。

ビジネス的にはもっと戦略的に動いているようです。

 

多層化エリア構想

 

ツクイが効率化として推進しているのが、

 

全国区約80市町村を「多層化エリア」として選定。

エリア内における出店の多様化を図ること。

 

よくわからんので調べてみると、

多層化エリア(地域ドミナント戦略)とは、

既にツクイの施設があって、ライバルがいない地域に、

積極的に介護施設(在宅・居住の両方)をつくることらしいです。

 

いわゆる、コンビニみたいなやり方ですかね?

 

それに伴って、人材の確保にも力を入れるそうです。

採用・育成・待遇を高めて人材を確保していくそうなので、

転職するならもしかして、「今でしょう!?」

 

葬儀・終活サービスにも参入

 

ツクイは、葬儀関連や終末期などの手続きを自分で考えて準備する、

「終活」ビジネスにも乗り出していました。

これは「エンディングサポート」と呼ばれ、去年から開始しています。

 

エンディングサポートは、お客様だけでなく、介護をされるご家族と介護サービスを提供する事業者との連携の一助になると考えています。ツクイは、その人らしい人生の最期を迎えられるよう一緒に考え、そして「その人に相応しいお別れのカタチ」をともに創造することを目指します。 (株式会社ツクイIR資料より)

 

その中でも興味深いサービスがありました。

それが、「エンディング入浴」

 

エンディング入浴(湯灌) 
その人を知る私たちが心を込めて、やすらかな旅立ちを願う。 湯灌は納棺までの時間を家族で一緒にお見送りができる大切な儀式です。その人のご生前の姿を偲ぶ和やかな時間となるよう、その人を知る私たちがお手伝いします。 (株式会社ツクイIR資料)

 

これ、マジ、凄くないっすか?

 

湯センで最期を見送る・・・

経験したことがないので、

一度、見学したいです。

 

介護士はいつも入浴介助しているから、

思い入れのある利用者さんの最期は、

気持ちよく、旅立ってもらいたい気持ちもありますが、

正直、ビビりそうです

  

排泄介助のサポーター?

 

ツクイが人手不足解消策として導入しているのが

新職種の「ケアサポーター」。

 

ケアサポーターは、食事の配膳や片付け

事務作業など周辺業務を行っているそうです。

 

雇用形態はパートで、1回あたり半日程度の勤務。

ディサービスをはじめ、認知症対応の

グループホーム向けの募集もしています。

 

具体的には、高校生がアルバイトに来て、

利用者の転倒予防のためのトレーニングをする手伝いや、

入浴後にドライヤーで髪を乾かせたりしているそうです。

 

サッカー選手のように、介護士予備軍が育ってくれる

夢があるなあ。。。

 

 

 

 

3.ツクイのちょい足しネタ

 

19年3月期、業績予想を下方修正

 

主力のデイサービスで、利用者の獲得が計画通りに進まなかったりと

ビジネス面では苦しんでいるツクイ。

一部費用の前倒し計上や、インフルエンザの流行の影響などが

背景とみられています。

 

 

横浜Fマリノスのスポンサー

サッカーJリーグの横浜F・マリノスと2019年2月にスポンサー契約。

地域の健康増進や、障がい者スポーツ普及などで連携するそうです。

 

こういう取組は、いいですね~!

 

三世代、四世代の家族も多くなってくるので、

サッカーの力で、

介護のイメージアップを図ってもらいたいです。

 

 

 

まとめ

 

介護業界の大手として、もっともっと頑張って欲しいツクイ。

有料老人ホームでは業界12位と出遅れており、

大都市圏の競争は厳しいです。

 

今後は、デイサービスのシェアをさらに盤石にしながら、

得意の地域で、住まい系施設を増やしていきそうです。

 

僕としては、人材確保に伴う

総体的な介護士の年収アップを期待したいです。

 

ベネッセも介護職の囲い込みを進めているので、

各大手企業が優秀な人材の確保に乗り出せば、

必然的に給与はupするでしょう。

 

介護保険収入以外の収入源を確保して、

平均年収600万くらいにしてもらえると、

起業のホワイト度はぐ~んと上がりそうです。