「ベネッセ」の介護サバイバル生き残り戦略とは?

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Q太「ええ、オンナやなあ~」

博士「おい。小学生」

Q太「でもさ~。介護に興味はあるけど

   できるかなぁ~って悩んでる人、多そうじゃね?」

博士「意外と介護の仕事は、楽なんじゃが」

Q太「ホントかよ」

 

ブラックと称される一方、やりがいを感じている人も多い介護業界。

 

この記事では、「あなたが働きやすい会社はどこか?」を把握するために、

介護大手の評判、年収、ビジネス戦略(将来性)などをリサーチし、

その結果をまとめてみました。

 

 

今回は、

介護大手「ベネッセスタイルケア」の特徴や

将来性、ブラック・ホワイト度など調べてみました。

 

目次

 

1.ホワイト・ブラック度は「69点」

 

ベネッセグループの中でも、介護施設と保育園を運営しているのが

ベネッセスタイルケアです。

 

Q太「ねえねえ、なんで進研ゼミが介護やってんの?」

博士「なんでもベネッセ会長の家族が介護が必要になってな。

   家にきた介護士の働きをみて、これはスゴイ。

   将来は介護だ!と会長がビジネスを思いついたそうじゃ」

 Q太「(驚く)」

 

全国に介護施設を擁するだけあって、介護職員の人数もハンパない。

2018年現在で、1万7054人!

各施設での正社員の比率も高いです。

 

Q太「おれも、ベネッセ入りてぇ~」

博士「どうしたんや、急に?」

Q太「だってさ、福利厚生とかよさそうじゃん

博士「確かに、調べるとこんなに手当てがあったゾ」

 

  1. 医療費補助 2万
  2. 保育手当  12万
  3. インフルエンザ予防接種 3000円
  4. 市販薬補助 5000円
  5. JTB宿泊費 9000円

 

博士「ほかにも、こどもちゃれんじゼミが30%オフじゃ

Q太「いらね~」

 

平均年収は35歳で、約350万円

 

ベネッセスタイルケアの平均年収は、

35歳で、およそ350諭吉。

 

Q太「おっさん、350万もらえるなんて、介護じゃ破格じゃね?」

博士「ま、まあな。福利厚生もいいし。ただ・・・」

Q太「なによ?」

博士「ベネッセグループでは、格段に安いんじゃ」

Q太「まじか!」

 

ベネッセホールディングの平均年収を調べてみると、

な、ん、と!平均年収は、

903万円(会社四季報より)

 

博士「そりゃ、若い奴は年収が2倍も違うのなら、

   介護にいくより進研ゼミへの就職を目指すわな」

Q太「あんたの排泄介助もしなくてすむしな」

博士「こら」

 


2.ベネッセのビジネス戦略は?

 

 

Q太「おっさん、ベネッセは潰れないの?

博士「うむ。すぐに倒産はないが、生き残るために

   いろいろと手は打っているようじゃ」

Q太「たとえば?」

博士「効率化の推進としては、“地域ドミナント戦略”じゃな

Q太「なにソレ??」

 

地域ドミナント戦略とは、

既に施設があって、ライバルがいない地域に、

積極的に介護施設(在宅・居住の両方)をつくること。

 

ライバル会社も力を入れています

 

 

日本郵便とタッグ!?

 

Q太「ベネッセと日本郵便が手を組んだの?」

博士「日本郵便が社宅の空き地に介護付有料老人ホームと保育園の

   複合施設を作るんだが、その運営をベネッセがやるそうじゃ」

Q太「郵便局が介護に乗り出してるってこと?」

博士「日本郵便は全国にたくさんの不動産を持っとるからな。

   遊休地を有効に使うために、高齢者ビジネスもやるんじゃろう」

 

介護事業にも力を入れ出している郵便局が、

今、力を入れているのが、「みまもり訪問サービス」です。

 

みまもり訪問サービスは、ご高齢者とそのご家族の安心安全のために、郵便局社員が定期的に(毎月1回/30分程度)、高齢者宅を訪問し、会話を通じて生活状況を確認し、その結果を自治体さまやご家族さまへメールでお伝えするサービスです。
報告先については、最大3名まで設定が可能となります。(引用:郵便局HP)

 

Q太「やるな郵便局。で、ねだんは?」

博士「月額2500円、税抜きじゃ」

Q太「ゼイヌキかあああ(絶望する)」

博士「そこ?」

  

老人ホームでの年金ビジネス

 

ベネッセは太陽生命と組んで、老人ホームの入居者に向けた

「長生きリスク」に備える団体年金を発売しました。

 

入居長期化に伴う、金銭的負担の軽減を目指すそうで、

満87歳以下の入居者に提案するそうです。

 

Q太「どうなん、これ?」

博士「民間の老人ホームでは、だいたい毎月

   20万から40万くらい費用がかかるからなあ。

   利用が長くなると資金面での不安から、

   退去する高齢者も多いんじゃ」

Q太「でも、ベネッセ主体じゃない気がするけど」

博士「介護保険以外の収入源をどう確保していくかが、

   ベネッセの介護事業の課題かもしれんな」

 

 

 

 

3.ちょい足しネタ

 

ライバル「学研」も介護業界に参入!

 

2018年9月、学研が介護大手のメディカル・ケア・サービスを買収。

学研は教育と医療福祉を両軸に、赤ちゃんからお年寄りまでカバーする

「地域包括ケア」の実現を掲げている。

 

博士「ついに学研も本格的に動き出したな」

Q太「なんかベネッセと似てね?」

博士「これまで学研もサ高住をメインにしてたが、

   認知症グループホームは手薄じゃった。

   そのグループホームに強いメディカル社を買収したことで

   一気に居室数は2倍強になったわけじゃ」

Q太「ベネッセの背中も見えてきたわけか・・・」

 

 

呼吸器電源入れ忘れで68歳女性死亡

ベネッセスタイルケアといえば、2016年に運営する介護施設で

人工呼吸器が停止して、68歳の入居者が死亡。

ホーム長と看護師が業務過失致死の疑いで書類送検された。

 

Q太「介護は命と向き合う現場だけに、責任も重いよね」

博士「そうじゃ。現場は一生懸命にやっているが、

   何が起こるかわからない」

Q太「せっかく、人の役に立ちたいと思っても

   会社が守ってくれないとやる気も失せるしなあ」

博士「利益ばかり追求してもダメなのが介護なんじゃ。

   数字ばかり見ている経営者は駆逐されていくじゃろうな」

Q太「認知症になったら、金があっても仕方ないしな。

   気をつけろよ、オッサン」

博士「お、おう・・・」

 

 

 

まとめ

 

 

ベネッセで働きたい、という方は

今後、増えていくでしょう。

 

ベネッセ側も人材確保に向けて、

高い給与を提示しているという話も聞きます

 

一方、ベネッセは他の介護大手に比べて

AIやICTなどの取組みは遅れている印象を受けます。

 

また、保険収入以外の収入源の確保も

出遅れている感があります。

 

ブランドイメージが先行していますが、

二番煎じにならないようなビジネス戦略

今後、介護サバイバルを生き残れるかどうかの

カギになりそうです。