【初めての介護】おススメの車いすは?種類と選び方、ポイントを解説

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初めての老親介護では、車椅子を利用される方も多いですよね。

 

筆者はグループホームで働きはじめた当初、どうやって利用者さんを車椅子から椅子やベッドに移乗させていいのか戸惑いました。

 

一見、簡単そうに見えるのですが、実際にやってみると利用者さんの立たせ方、声かけ、移乗の際の手の位置など、注意すべきポイントはたくさんあります。

 

車椅子から力任せに移乗させると、利用者さんを転倒させる危険性もあります。

 

実際、学校で習ったように高齢者のおばあちゃんを車椅子からベッドに移乗させようとしたら、体重が重くてバランスを崩し「やばいッ!」と焦った時も・・・

この時は他のスタッフが駆けつけてくれて、二人がかりで無事に移乗しましたが、なんとも情けなく、1日中自己嫌悪でした。

 

さて、そんな車椅子。日常生活で接することは少ないかもしれませんが、老親介護では突然、必要となることがあります。

 

もしもの時、どんなことに気をつけて車椅子を選んだらいいのか?

知って得する「車椅子」の情報や、種類や選び方、ポイントを解説します。

 

 

目次

 

1.車椅子は購入すべきか?

 

Q太「ねえ、車椅子ってどのくらいで買えるの?」

 

オヤジ「新品の場合は10万円以上するのもあるが2~3万円台の自走式が主流だな

 

Q太「やべえ。俺の小遣いじゃ買えねえ~」

 

オヤジ「でもな。介護保険サービスを使えば、利用者の負担は実際にかかった費用の一割ですむ」

 

Q太「1割?!」

 

 

 

介護保険サービスがおすすめ!

 

介護保険を利用できる場合、介護に必要な車椅子はレンタル代の給付を受けられます。(要介護度などいくつか条件あり)。

 

例えば、月額5000円の車椅子をレンタルした場合、自己負担額は、1割なので500円ほどで済むのです。(一定以上の収入がある場合は2割もしくは3割)

 

一方、購入した場合は介護保険の適用対象外なので、全額自己負担となります。

 

 

Q太「これなら車椅子、買わない方がいいね」

 

オヤジ「レンタル料の相場は5000円だから、自己負担も年間6000円くらいですむ。ただな・・・

 

Q太「なによ?」

 

オヤジ「介護期間が長くなればレンタル料もかさむから、購入した方が得という場合もある」

 

Q太「たしかに

 

オヤジ「とりあえずレンタルしながら、自分に合う車椅子のタイプを見つけて介護期間が長くなりそうなら購入するというのがオススメだな」

 

 

 

2.中古の車椅子のメリット、デメリットは?

 

介護用品を扱うリサイクルショップやネット通販では、車椅子の中古販売をしています。

 

Q太「ネットで安い車椅子見つけたんだけど」

 

オヤジ「ほう。掘り出し物かもしれんがチェックしたのか?」

 

Q太「チェック?」

 

オヤジ「中古の車イスは新品と違って幾つかのチェックが必要なんだ

 

Q太「例えば?」

 

オヤジ「まず現物を見ることマニュアルや部品がないとあとで困ったことになる」

 

Q太「そんなに心配しなくても・・・」

 

オヤジ「中古だと返品や交換ができないケースがあるからな。また、購入後のサポート体制が整った業者かどうかもポイントだ

 

Q太「使えればいいってもんじゃないのか・・・」

 

オヤジ「もちろん。利用者が使いにくい車椅子では意味がない段差や坂道など利用者の生活環境もは違うから、その点も注意しないとな」

 

 

介護現場では車椅子を使っているうちに、利用者の環境や状態が変化することが多々あります

 

新品やレンタルの場合は詳しい専門家が、別のタイプに変えるときもアドバイスをしてくれますが、個人間の取引の場合、アフターケアは殆どありません

 

初めての購入では、個人間での中古の車イス購入はあまりオススメできません。

 

 


 

 
3.車椅子の種類は主に「6種類」

 

 

①自走介助兼用車いす

 

Q太「ところで車椅子ってどんな種類があるの?」

 

オヤジ「一般的なのは、自走介助兼用の車イスだな」

 

Q太「じそうかいじょ?」

 

博士「利用者が自分で操作もできる。また、介助者が走行スピードを調節できるよう、後ろの押し手に介助ブレーキがついてるやつだな」

 

 

②自走車(標準型)車いす

 

Q太「自走式だけ、ってのは?」

 

オヤジ「標準型で外側についている輪(ハンドリム)を押して進むタイプ

 

Q太「よく見かけるやつだ」

 

オヤジ「これは利用者が操作することを前提としているだからブレーキも後輪の前方にある」

 

自走式は、介助ブレーキがない分、価格が安めというメリットがあります。また、シンプルで頑丈なものが多いのが特徴です。

 

 

 

③介助用(標準型)車いす

 

Q太「介助用車椅子ってのは?」

 

オヤジ「介助する人を前提にした車椅子前輪は自由に方向を変えることができるが、後輪にはハンドリムがついていない

 

Q太「ハンドリムってのは、外側についている輪のことか」

 

オヤジ「自走用に比べると、後輪の直径が小さいから操作しやすいのが特徴だ

 

Q太「ブレーキは?」

 

博士「後輪の後ろについてるのが多い。あとグリップにも補助ブレーキがついてるな」

 

 

介助用の車イスは、車輪が小さいため軽量。折りたためば、コンパクトに収納できるメリットがあります。

 

 

④簡易・携帯車いす

 

オヤジ「携帯車椅子は軽量で小さく折りたためるから、旅行などの時に便利なタイプ」

 

Q太「コンパクトでよさそ~」

 

オヤジ「ただ、車輪が小さめだから一般のより乗り心地はよくない

 

Q太「外出用の車イスってのも贅沢な感じだなあ」

 

⑤ティルト・リクライニング車いす

 

Q太「珍しいタイプだね」

 

オヤジ「背もたれが倒せるタイプね。また、背もたれと座面の角度も変わるぞ」

 

 

 

⑥電動車いす

 

Q太「電動モーターで走るけど、運転免許は必要なん?」

 

オヤジ「運転免許はいらん。最近ではバー状のハンドルで操作するのもある

 

Q太「ラクそうだよなあ

 

オヤジ「しかし質の悪いモノや間違った使い方をして事故も多いんだ。メーカーでは独自の教則本を渡したり、走行練習をさせたりと努力もしてる。今後、さらに改善されていく車イスだな」

 

まとめ

 

はじめての車椅子。種類も多くて選ぶのは大変ですよね。

ケアマネージャーなどに相談すれば、利用者のニーズに合った車椅子をいくつか紹介してくれるので、価格面や環境などを気軽に相談するのが確実だと思います。

 

ただ、「全部、専門家任せになるのもよくない」と思うのです。

 

実際に多くの時間を介護するのは、家族です

まず自分たちが使いやすい車椅子であること。

そして、利用者にとっても使いやすいこと。

 

たかが車椅子ですが、されど車椅子です。

 

ぜひ、よい車椅子で出会えることを願っています。

そしてこの記事が、少しでも車椅子選びの参考になれば幸いです。