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チェック!メンタルをやられる介護士がストレスに勝つ3つのヒント

 

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デオシーク

 

おっさん介護士は意外とメンタルが弱いです。

 

そこで今回、見習いたいのは歯に衣着せぬ物言いで人気のバイオリニストの高嶋ちさ子さん。

 

テレビ番組やイベントにも引っ張りだこ。コロナ前にはコンサートを年間100本近くこなしていた彼女は以前、ブログでこう宣言しました。

 

 

「仕事はセーブさせていただきます。それで干されてもいいです」

「今後、平日のお仕事は子供が帰宅する時間までに終わるものしか絶対にお引き受けしません」

「このままだと息子に干されそうなので」

 (引用元:高嶋ちさ子ブログ)

 

 

 

仕事よりも息子との時間を確保するための「仕事セーブ」宣言。

 

知り合いのプロデューサに聞くと、彼女クラスの1回あたりの出演料(ギャラ)は100万円ともいわれるので、なかなか潔い決断ではあります。

 

女性社会ともいえる介護業界。

 

女性からも根強い支持を受けている高嶋ちさ子さんの生き方からメンタルを鍛える、おすすめの3つのコツを紹介します。

 

 

 ①媚びちゃダメ!

 

6歳からバイオリンを始めた高嶋さん。大学院を卒業後は海外オーケストラを経て、1995年にCDデビューします。

 

バイオリニストとしても多才な活動を広げる中、テレビでは大物タレントにも遠慮することなく本音でズバズバ語る姿が認知されて「ブレイク」します。

 

介護現場でも、初心者のおっさん介護士はセンパイ女性の目を気にしたり、強烈キャラのおばさん介護士に気を遣うものです。

 

そして「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ…(BY反町)」と心の中で嘆いたりします。

 

しかし介護サバイバルを生き抜くには高嶋さん流の「媚びない姿勢」は大事です。

 

現場でスタッフに媚びれば媚びるほど卑屈になってストレスは増えていきます。

 

とはいえ初心者の頃は「媚びない」姿勢を貫くのは難しいものです。

 

僕も介護をはじめて2か月頃に女性リーダーから「ちょっと!またいちから教えるの」「そのやり方だったっけ?」「仕事が遅いッ!」など叱られて凹み、自己嫌悪でストレスがたまることが多かったです。

 

だいたい1か月は甘く見てもらえるけど、2か月目になるとお客様扱いじゃなくなりますしね。

 

しかも他の仕事の兼ね合いで、週2回しか介護には行けない。覚えることも多いのでパニックになることもありました。

 

そのときベテランの男性介護士から、こうアドバイスされました。

 

「一日にひとつだけ目標を決めましょう」

 

 

例えば「今日は移乗をうまくできるようにする」「食事介助をスムーズに行う」などです。

 

小さなことでも目標をつくり、達成すると自信になります。最初は小さなことでも積み重ねていくと認められるようになります。認められると媚びる必要はなくなります。

 

他人に媚びるときは、だいたい自信がないときです。媚びないためには自信をつける。自信をつけるためには小さな目標をコツコツと達成すること。

 

少し時間はかかりますが努力は必ず報われます。

 

 

加齢臭

 

②批判を恐れちゃダメ!

 

高嶋さんの知名度とキャラクターを一気に印象付けたのが、「子どものゲーム機バリバリ事件」でした。

 

 

「平日はやっちゃいけないと言ってあったDSをやっていたので取り上げてぶっ壊しました」(引用元:高嶋ちさ子ブログより)

 

 

イマドキここまでの行動ができる母親は、少ないのではないでしょうか?

 

当初は批判も殺到しましたが、次第に世間の評価が好印象に変わっていった背景には高嶋ちさ子さんの「批判を恐れない姿勢」があったと思います。

 

介護の現場では長年の風習や施設独自の暗黙ルールがあり、間違っているケアでも「言いずらい雰囲気」があります。

 

例えば移乗のやり方も昔と今では大きく違っています。しかしベテランの介護士の中にはこれまでのスタイルを貫く人もいます。

 

社員やベテラン介護士のやり方に疑問や不満を抱いても角が立つのを恐れてスルーすることも多いです。

 

 でも、いざという場面で悩んだときは批判を恐れず発言する勇気も大事です。

 

まあ、これはどの仕事でも同じですが(苦笑)。

 

おっさん介護士の大きな武器は「女性ではない」ことです。

 

介護業界はまだまだ女性社会なので、同性でない男性介護士が恐れずに発言しても案外、大目に見てくれます。

 

実は、ボクも恐れずに発言したことがあり嫌な空気が流れましたが、その後、尾を引くこともなく、丸く収まったりしました。

 

正しいと思ったことは勇気を出して言う。その際は、多少周囲に根回ししておくのも、おっさん介護士の生きる知恵です(笑)

 

 

デオシーク

 

 

③大切なものを見失っちゃダメ!

 

高嶋さんは30歳で結婚して2人の子どもがいます。子供ができてからの生活はハードでコンサートの合間に授乳もしていたそうです。

 

高嶋さんは「仕事セーブ宣言」した理由について、こう語っています。

 

 

「まだまだ可愛い息子が、この1か月ア荒れに荒れています。一緒にいればわかること、できることが何もできていなくて本当に可哀想な思いをさせています」(引用元:高嶋ちさ子ブログ)

 

 

日本では家族よりも仕事を優先させる人も少なくありません。

 

しかし自分が守るべきものを見失っては元も子もありません。

 

高嶋さんにとっては子供が仕事より優先させる何よりの宝物。そして子供がいるから大変な仕事もがんばれるのだと思います。

 

おっさん介護士の転職では「働きがいのある仕事だと思ったから」が最も多い理由です(介護労働実態調査より)。

 

当初は夢を抱いて飛び込んだ介護の世界……。

 

ところが幅広い世代や背景を持った人が集まる介護業界に身を置くと、あまりの価値観の違いや世間的な評価の低さ、低賃金などから辞める方も少なくありません。

 

それでも自分の夢や家族、希望など大切なものを見失わずにいる方は強いです。辛い時期を乗り越えて新しい扉を開いています。

 

おっさん介護士が大切なものを見失わないことはメンタルを強くする大きな武器です。

 

 まとめ

 

初心者のおっさん介護士が仕事もできないのに偉そうに媚びずに働けば、批判されたり叩かれたりもします。

 

自分よりも若いスタッフに注意されたり、怒られたりもするでしょう。

 

でも気にしない鈍感力は大事ですし、成果を出せば次第に周囲は認めてくれます。

 

これまでのキャリアを活かしながら時間をかけて困難を乗り越えることで、メンタルの幹は太くなると思うのです。

 

僕もまだまだ修行中ですが、楽しみながら人間として成長していきたいですね。

 

本日もありがとうございました。

サトシ(@satoshi_Jp0415でした。

 

 

 

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