ツナガレ介護福祉ケア

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反対?介護士と看護師の結婚観〜男女で価値観が違うワケ

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同僚「happy wedding!

令子「え?」

同僚「結婚決まったらしいじゃん。相手は?」

令子「27歳の介護士。でもやっていけるのかなあ・・・」

 

 

優しく頼りになるイメージが強い介護士。

 

しかし、いざ結婚となると将来性など不安を感じる女性が多いのも事実。

 

ある介護士と看護師のカップルの結婚事情を紹介します。

  

 高い?安い?介護職の給料

 

 

令子「結婚となるとお金が心配……」

同僚「カレは正社員?」

令子「派遣。役者しながら介護士してる」

同僚「派遣だと生活が安定しないかあ」

令子「介護の給料安いしねえ」

 

 

 

厚労省によると2018年9月時点で常勤の介護職員の給与は平均で30万970円。

 

単純計算すると、年収は約360万円です。

 

2019年10月、消費税引き上げによる増収分1000億円と介護保険料1000億円の計2000億円を使った報酬改定も予定されています。

 

今後、報酬アップは期待できますが、やはり全体的にまだまだ低いと言えるでしょう。

 

ちなみに、全産業と具体的に比較してみると。

 

国税庁によると業界別の平均年収で最も高いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」の747万円です。

 

2位は「金融業、保険業」の615万円

 

やはりインフラ業界の稼ぎは良いです。

 

上位はほぼ電力会社。

 

なかでも目を引く高収入企業が「レノバ」というメガソーラーです。

 

風力など再生可能エネルギーで発電を行う電力会社は41.5歳で948万円!!

 

めちゃくちゃ稼いでますね。

 

しかし平均の勤続年数は4年ほどなので仕事はツラいかもしれません。

 

ちなみに介護業界よりも年収が低いのは「宿泊業・飲食サービス業」の253万円です。

 

 

 

 

  

 

介護は職場結婚が多い

 

 

令子「介護士から有名人になれば大逆転じゃね?」

同僚「お笑い芸人で介護士をしていた人は多いから」

令子「それまでをどう凌ぐかだよねえ」

同僚「今は彼、非正規でしょ。非正規の平均給与は175万円。月収だと14万だから結婚生活は厳しそうだなあ。貯金は?」

令子「あるわけないっw」

 

 

介護職は職場結婚も少なくありません。

 

やはり仕事を理解してくれる相手は嬉しいものです

 

また職場で働いているとデキる男子は頼りになるし、夜勤で一緒になると時間も長いので、身の上話からはじまり密かな交際がはじまるケースは多いです。

 

 

彼氏「ちっす!いつも令子がお世話になってます。彼氏のモコニチです」

同僚「もこみち!?」

彼氏「いや“もこにち”っす。間違われんスよね。身長196センチなんで」

同僚「どうでもええワ。それよか君、令子と結婚する気あるの?」

彼氏「当然す。あいつちょっと性格変だし、メンヘラのとこあるけど、俺のこと一番に考えてくれるしぃ。なにより、美人じゃないスか」

同僚「ホメてないぞ。でもなんで派遣介護士やってるん?」

彼氏「時給がそここそいいし、自由に休みを取りやすいし」

 

 

派遣介護士の時給は、数年前と比べて高くなっています。

 

都心部での平均時給の相場は1100円~1500円と言われていますが、中には時給1700~1800円の施設も出ています。

 

 

 介護資格を保有していることで時給はupするので、将来性を高めるためには「資格取得」は必須です。

 

また働きながら資格取得の費用を負担してくれる派遣会社も多くなっています。

 

介護の派遣会社は様々ありますので、自分に合った会社を選ぶことが重要です。

 

時給が高くてもアフターフォローがなかったり、有名派遣会社でも時給が意外にやすかったりします。

 

同じ施設で働いていても派遣会社によって時給は変わります。Aの派遣会社では時給1300円、Bの派遣会社では時給1500円ということはよくあります。

 

派遣で結婚を考えている場合は、時給の相場というのを知っておくことをおすすめします。

 

 

介護情報は常にアップデートされているので結婚したい介護士は最新の情報を取り入れながら、自分の価値を高めていきましょう。

 

 

  

 

 

副業がしやすい介護業界

 

 

同僚「で、君は将来的には介護福祉士になるの?」

彼氏「まさか」

同僚「役者で食えるの?」

彼氏「まあ、難しいっすね」

同僚「結婚したら就職するの?」

彼氏「・・・・・・古いっすよ」

同僚「えッ!?」

彼氏「結婚で就職とか昭和っすよ」

同僚「そうなの!?」

彼氏「海外ではwワーカーが多いじゃないですか。日本も多様な働き方を認めていくべきです。同一労働同一賃金をきっかけに真の働き方改革を若者が率先して行うべきなんです。ちがいますか?」

同僚「お説ごもっともデス」

 

 

 

  

本業を持ちながら副業で介護士をしている方や施設を掛け持ちしている介護士も少なくありません。

 

夜勤専門の派遣介護士、いわゆる夜専もわずらわしい人間関係がないのでハマる人はハマります。

 

夜勤バイトの大きな魅力は賃金で、1勤務2万円~3万5000円と高賃金が得られので結婚資金を貯めたい方にはおすすめです。

 

介護職はバツ持ちが多い

 

 

同僚「彼氏に会ったけど意外としっかりしているね」

令子「ハーバードでてるみたいだしね」

同僚「ええッ!」

令子「私にはどーでもいいけど」

 

 

 

介護業界には経歴、職歴、年齢さまざまな人が働いています。

 

他の業界と比べても多種多様、いろんな人たちが混在している業界だと思います。

 

職場結婚も多いのですがバツがついた人、いわゆる離婚経験者も多いように感じます。

 

シングルマザー、バツイチ、バツ2など人生経験が豊富な人が溢れているのは介護業界の特徴のような気もします。

 

旧姓ではたらく

 

離婚率の高い介護業界。

 

介護福祉士は旧姓の使用をOKにしようという動きがあります。

 

介護福祉士は現在、結婚や離婚で苗字が変わると登録証の書き換え申請が義務付けられています。

 

これがかなり面倒くさいのです。

 

政府は旧姓使用もOKにするよう厚労省に求めているそうです。

 

意外な結末

 

 

同僚「結婚は決めたの?」

令子「まだ悩んでる」

同僚「生活?」

令子「関係ない。私も看護師として働くしね」

同僚「そうか。2馬力で稼げばいいのか」

令子「(携帯が鳴る)私。うん、いまからそっちに行くー」

同僚「もこにち?」

令子「いや。別の彼」

同僚「えッ?」

令子「あたしポリアモリーなんで」

同僚「なにそれ???」

 

 

 

ポリアモリーとはパートナーの同意を得て、複数のパートナーと親密な関係を持つ人です。新しい恋愛観といえるかもしれません。

 

仕事も恋愛も価値観にこだわらない。

 

令和はそんな生き方が常識になる時代かもしれません。

  

本日もありがとうございました。