【ツナガレ介護福祉ケア】

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知っておきたい子供の障害と特徴的な症状とは?【ツナガレ介護福祉ケア】

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子どもに多い眠りの障害

 

子どもの障害で多いのは眠りに関する障害です。夜驚症や悪夢、睡眠発作などがあります。また、学習障害や自閉スペクトラム症なども子育て中のご家族が心配する症状かもしれません。今回はチェック編として、主な障害と症状についてまとめてみました。

 

 

 

夜驚症の症状とは

 

睡眠中、突然子供が叫び声をあげて立ち上がることがあります。そして強い不安や息苦しさ、死にそうな感じなどを訴えることがあります。しかし、このとき覚醒させることは困難で、あとで目覚めた時にそのことを聞いても本人は覚えていません。

 

こうした症状で考えられるのが夜驚症です。夜驚症は強い恐怖と心悸亢進、呼吸促迫、発汗などの自律神経系緊張の症状がみられるのが特徴です。

 

悪夢や睡眠発作、夢遊病の症状とは

 

悪夢とは、夢の体験やその結果に生じる睡眠の障害です。

子供は悪夢によって悩まされたりします。睡眠発作はナルコレプシーの代表的症状です。日中に耐えがたい眠気に襲われる状態です。

 

夢遊病は睡眠時遊行症ともいわれ、睡眠中に無意識の状態で歩き回り再び眠って起きた時に、そのことを覚えていないのが特徴です。また睡眠麻痺は、一般に金縛りと呼ばれています。主に睡眠直後に体が動かなくなったり、幻聴を聞いたりします。

 

泣き入りひきつけ(一時的呼吸停止)

 

泣き入りひきつけは、生後6か月から3~4歳の子どもに多く見られます。

かんしゃくを起こして大泣きしたり、急にびっくりしたときにけいれんを起こしたりします。急に激しく泣いたとき、息をはいた状態のまま呼吸停止し、顔色が紫色(チアノーゼ)になり全身がぐったりしたりとして、けいれん発作状態となります。

 

この病態を「泣き入りけいれん」といいます。脳炎発作との見極めが難しいため1分を超えてもけいれんが止まらないときは迅速な救急処置が必要です。

 

学習障害の特徴とは

 

学習障害には読むこと、書くこと、話すこと、数えること、聞くことなどの障害があります。例えば、行を抜かして読んだり、文字ぬかしたり、形の似た文字を間違えるなども学習障害の特徴です。

 

具体的には「ひ」は読めるけど「び」が読めないなど縦横文の区別がつけないなどの特徴がみられます。

 

自閉スペクトラム症の特徴とは

 

自閉スペクトラム症でよく見られるのが、こだわり行動です。

 

2014年6月に改訂された日本精神神経学会のDSM-5病名ガイドラインでは、自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害は、「自閉症スペクトラム」で統一されました。

 

ちなみに注意欠陥多動性障害は「注意欠如多動症」に、学習障害は「限局性学習障害」と呼ぶことが推奨されています。

 

DAD/HDの特徴とは

 

DAD/HDの特徴には「不注意」「多動・多弁」「衝動的に行動する」などがあります。昔はこうした診断がつかずに教室を駆け回るような子供は、「ちょっと変わった子」や「落ち着きがない子」と呼ばれていたような気がします。

 

DAD/HDの原因はまだ究明されていません。ただ成人になると行動は安定し、多動が目立たなくなっていくようです。ほとんどの人が多少の症状を残しながらも社会に適応していくのが特徴かもしれません。

 

機能的遣糞症の特徴とは

 

機能的遺糞症とはいわゆる便失禁です。排便リズムの乱れや繊維質の不足がちの食生活などで発生するケースが多いです。また、運動不足や心理的原因などが排泄コントロール機能に便秘などの問題を生じさせます。

 

便秘の場合は硬便になることが多いです。ご家族からの過剰な叱責などが機能的遺糞症に関係することもあるようです。

 

広汎性発達障害とは

 

広汎性発達障害とは、対人関係やコミニュケーション能力など、社会性に関連する脳の領域に関係する発達障害の総称です。パターン化した行動や強いこだわりなどの特徴がみられます。

 

具体的には、自閉症、アスペルガー症候群があります。ほかにもレット症候群、小児期崩壊障害、特定不能の広汎性発達障害も含みます。また自閉症スペクトラム障害とAHDHの両方の特性を持つ方も少なくありません。

 

吃音とは

 

いわゆる「どもり症」の状態を一般的にいいます。「ぼぼぼくは」とか「わわわたし」というように同じ言葉の音をくりかえしてしまう現象です。

 

 

選択性緘黙とは

 

選択性緘黙症は、場面緘黙症ともいいます。家庭などでは話すことができるのに、社会不安のために、学校や幼稚園といったある特定の場面、状況では全く話すことができなくなる現象をいいます。

 

受容性言語障害とは

 

言語の理解が同年齢の水準を下回る障害です。初めて単語や語句を話す時期が遅れがちで語彙の数も少なく、多様性に欠けます。

 

話し始めたとしても文法を誤った短く単純な言葉になってしまいがちです。長い文章で話すことや、いくつもの言葉を繰り返すこと、順序立てて話すことが苦手です。

 

そのため学校の成績や、社会に出てからの就業的能力、社交上のコミュニケーションに著しい支障をきたします。しかし知的能力には問題がないことがほとんどです。

 

 

 まとめ

 

今回は知っておきたい子どもの障害と特徴的な症状を簡単にまとめてみました。突然の出来事に戸惑うことも多いですが、障害の特徴や症状を知ることで適切な対処を行うこともできますので参考にしていただけると幸いです。