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食育とタンパク質の役割〜9種類の必須アミノ酸とは

 

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そもそも食育の定義ってナニ?

 

世の中では今、食育が重要視されています。幼い頃はもちろん大人になっても食事は大事ですし、パパやママも子供の食べるモノには気を配ります。しかし過敏になりすぎて子どもの楽しみを奪ってしまう可能性もあります。そもそも食育とは何なのでしょう。「食育基本法」第2条の一部には、次のような文言が記されていました。

 

 

食育は、食に関する適切な判断力を養い、生涯にわたって健全な食生活を実現することにより、国民の心身の健康の増進と豊かな人間形成に資することを旨として行われなければならない。

 

 

つまり食育とは「適切な判断力」を養い、「健全な食生活」を実現することによって国民の「心身の健康増進」と人間形成に資することを目標にしています。美味しんぼうの漫画もそういうことを意識しているのかもしれません(分かりませんがww)。

ちなみに保育士試験のひっかけ問題としては「適切な判断力」の部分が「感謝の念」となっていたり、「健全な食生活」の文言が「豊かな食生活」になっていたり誤答を誘発するような出題になっていますので気をつけましょう。

 

食育については「食育基本法」という法律も存在しています。第1条の目的にはえらく長い文言が記されています。

 

 

この法律は、近年における国民の食生活をめぐる環境の変化に伴い、国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむための食育を推進することが緊要な課題となっていることにかんがみ、食育に関し、基本理念を定め、及び国、地方公共団体等の責務を明らかにするとともに、食育に関する施策の基本となる事項を定めることにより、食育に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって現在及び将来にわたる健康で文化的な国民の生活と豊かで活力ある社会の実現に寄与することを目的とする。(食育基本法 第1条)

 

 

「 一体だれが書いたんだ?」とツッコみたいほど一文が長いです。専門家が記すと読みやすさは除外されて、なんだかよく分からない文字が羅列されます。いやあ、このくらいは分かるっしょ、と逆に専門家からツッコまれそうですが……

まあとにかく。日本は食育基本法があるくらい食を大事にしている国でもあります。

 

そこで問題です。食の基本となる5大栄養素とは何でしょう??

スラスラと答えられた人は食育の意識の高い人だと思います。答えは、炭水化物、タンパク質、脂質、ミネラル、ビタミンです。今回は、タンパク質について簡単にまとめたいと思います。

  

タンパク質の特徴とは

 

タンパク質は生命の維持に不可欠な栄養素です。血液中の脂肪や鉄などの栄養素を運搬する役割があります。具体的には「細胞膜、体の骨格、筋肉、皮膚、代謝」の調節をしてくれるのがタンパク質です。

タンパク質は酵素やホルモンの材料となり、骨格を形成する重要な栄養素です。植物性と動物性があります。ちなみに構成元素は炭素(C)、酸素(O)、水素(H)のほかに、必ず窒素(N)を含みます。

 

タンパク質、9種類の必須アミノ酸

タンパク質は三大栄養素でもあり20種類のアミノ酸が結合しています。そのうち9種類のアミノ酸は体内では十分に合成できません。そのため食事から必ず栄養分として摂取しなければなりません。これを必須アミノ酸(不可欠アミノ酸)といいます。9種類の必須アミノ酸は以下です。僕はなかなか覚えられません・・・(苦笑)

 

  1. イソロイシン
  2. ロイシン
  3. バリン
  4. ヒスチジン
  5. リシン
  6. メチオニン
  7. トリプトファン
  8. フェニルアラニン
  9. スレオニン

 

植物性タンパク質ではリシンやトリプトファンが不足し、動物性タンパク質ではトリプトファンが不足しているとされています。タンパク質は酵素やホルモンなどの主成分となる以外にも、糖質や脂質が不足するとエネルギー源としても利用されます。

 

タンパク質は胃から始まる

 

タンパク質の消化は「胃で完了する」のではなく「胃から始まり、小腸の管腔内消化を経て、さらに小腸吸収細胞での膜消化と細胞内消化で完了」します。胃液酵素のペプシンによってプロテオーズ、ペプトンなど小さい物質に分解されます。ここらへんは書いていても良くわからない仕組みですが、保育試験を受けるには暗記するしかありません・・・(涙)。

 

タンパク質は、筋肉や臓器などの身体構築材料であるとともに、酵素やホルモンの主成分ですが、それ以外にも活躍します。例えばダイエットで糖質や脂質が不足した場合にはエネルギー源としても利用されます。血液中において、酸素を運搬するたんぱく質はヘモグロビンです。

 

グロブリン

 

グロブリンは、動植物の組織および体液中に広く存在しているたんぱく質のひとつです。保育士試験では、母乳中に含まれている免疫グロブリンA(IgA)について、よく出題されています。

 

まとめ 

 

今回は食育の定義とタンパク質について簡単にまとめてみました。食育と深い関係のある栄養素は知るほどに奥深いです。でも美味しく食べるのが一番だと個人的には思っています。本日もありがとうございました。