ツナガレ介護福祉ケア

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SOMPOケアの年収、ケアフーズとは~CM女優や買収劇

 

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SOMPOケアの評判や年収

 

介護業界には大手と呼ばれる企業が存在します。この記事ではSOMPOケアのビジネス戦略や年収、働きやすさなどをリサーチしてみました。 

 

介護大手のSOMPOケア。いち早くICTを全施設で導入するなど効率化を推進しているイメージがあります。ちなみにICTとは「Information and CommunicationTechnology」の略で「情報通信技術」と訳されます。

 

SOMPOケアの気になる平均年収は350万~360万円といったところ。有価証券報告書によるとSOMPOケアメッセージの年収は366万円が平均でした。あくまで平均なので目安程度になればと思います。

 

 

 

sompoケアの買収劇

 

SOMPOケアは、東京建物の子会社でサービス付き高齢者向け住宅などを運営する東京建物シニアライフサポートを買収しています。また2016年3月にTOBによってメッセージも傘下に加わっています。メッセージは2014年から2015年にかけて運営していた老人ホームで不祥事があり社会問題にも発展したことで有名です。SOMPOケアは、その立て直しに一役買っているようですね。

 

 認知症ケアへの取り組み

 

ニュースを見ると、SOMPOケアネクストが認知症ケアの一環として取組んでいるキーワードが浮かび上がってきました。そのひとつが表情スケールです。表情スケールとは、介護記録をつける時に入居者の表情を「顔文字」で入力するもの。簡単に言えばラインスタンプの介護版です。

 

また、認知症ケアのスキルの向上を目指して実施しているのが認知症症状を疑似体験できる「バーチャルリアリティ」を使った研修です。職員が中核症状を体験することで認知症の人の置かれた立場や不安、とまどいを体験で捉えることができます。こうした取り組みは他の企業でも行われており、今後も増えそうですね。

 

 コーチングAIによる技能トレーニング?

 

2018年、SOMPOはAIベンチャー、エクサウィザーズと資本業務提携しています。この業務提携の背景にはAIを活用した認知症ケア技法や認知症の早期発見・予防に関するサービスの開発を進める狙いがあるように思います。

 

AIを活用して熟練者のケア技能を初心者に学習させることは可能です。いわゆる「コーチングAI」ですね。ケアスタッフの技能レベルを高めることは加算にもつながるのでビジネス的にはアリだと思います。また大手企業だからこそ出来るダイナミックな動きでもあります。

 

しかし介護は年配者も多く、いきなりAIによるコーチングといわれても対応できる人は少ないかもしれません。むしろ海外の介護ビジネスにつなげる方が勝算はありそうです。

 

介護と保険の「W収入」を狙う
 

SOMPOは2017年、介護度が改善した場合に保険を給付する保険を国内で初めて商品化しました。まさに本領発揮!介護保険収入以外の収入源を本業の「保険」で確保するわけです。

 

SOMPO傘下のリンククロスでは限定告知認知症一時金特約として、MCIや認知症を一時金で保障します。MCIとは、軽度認知障害のこと。万が一、介護を必要となった場合は、そのままSOMPOの介護サービスへと流す戦略のようです。

 

SOMPOまとめ
 

SOMPOホールディングスをリサーチして見えてきたのは「認知症」を大きな収益源に育てようとするビジネス戦略です。将来的には認知症になる高齢者が1000万人をこえると推計され「認知症(予防)」対策は喫緊の課題です。

 

僕もグループホームに携わった経験から、認知症予防の重要性は痛感しています。今後も介護各社は「認知症予防」ビジネスを強化していくことでしょう。認知症を制する者が介護を制す……そんな時代は遠くなさそうです。

 

本日もありがとうございました。