ツナガレ介護福祉ケア

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介護になる原因ナンバーワンはあの病気!あなたの老化度をチェック

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2022年年の調査では、世帯構造で最も多いのは、単独世帯です。

65歳以上のいる世帯は、全世帯の50パーセントを超え、高齢化をリアルに感じている方も多いと思います。65歳以上の家族形態は、夫婦のみの世帯が多く、次いで「子どもと同居」となっています。

児童のいる世帯は、全世帯の18.3%にとどまり、昭和61年以降、減少し続けています。児童のいる世帯では、仕事を持っている母親は、7割以上となっています。

家族の仕組みが変化する中で、介護はリアルな現実となってきます。

 

 

ナンバーワンは脳血管障害

介護を必要とするきっかけは圧倒的に脳血管障害が多いです。これは脳こうそくなどを起こした後、片麻痺や言語障害などの様々な障害が出るからと推測されます。要介護者では「脳血管疾患(脳卒中)」が24.1%で最も多く、次いで認知症が20.5%となっています。(平成22年「国民生活基礎調査」)

脳血管疾患は脳細胞に障害をうける病気であり、治療をうけても何らかの後遺症が残ることが多いと言われています。後遺症の程度によりますが、介護が必要となる原因として最も多くみられています。

知覚・聴覚の変化

高齢になると知覚や感覚が変化していきます。そのひとつが音のききとりです。老化にともない聞いた音の周波数の分解機能が低下します。具体的には、ぼやけたように音が聞こえるようになります。

例えば、似た音の違いを聞き分けることがムズかしくなります。「1時(いちじ)」と7時「(しちじ)」のような似た音ですね。ケアをする人は、口のカタチが分かるように話すのも効果的のように思います。

まぶしさに敏感になる

だんだんと年齢を重ねると、まぶしさに敏感になります。これは加齢性白内障の影響だといわれています。高齢になると水晶体の透明性が低くなり、網膜にとどく光が少なくなります。網膜には光を感じる細胞があるため、その影響をうけやすいのです。

暗さへの順応が低下するため、通常の明るさの方が良く見えます。薄暗いとモノが見えにくくなります。一方、味覚の低下は個人差が大きいです。味覚は老化だけでなく病気や薬の影響を受けるためです。

高い音が聞こえにくい

テレビのボリュームが大きくなるのもシニア世代の特徴です。これは高音域の音が聞こえにくくなるためです。どのくらい高音域が聴きづらくなるのかは、ネットの動画で無料で調べられたりします。一度、耳年齢を調べてみるのも面白いです。

あなたはどこまで聞こえる?? 耳年齢診断(聴力測定) - YouTube

住まい選びも大切

人生100年時代になると住まい選びも大切だと痛感します。一軒家ももちろん良いのですが、年をとると2階や3階建などは階段の上り下りが厳しくなります。あまり先のことを考えすぎるのもよくありませんが、リフォームなどを行うときは20年、30年先の生活環境を考えるとのちのち困らない気もします。本日もありがとうございました。