ツナガレ介護福祉ケア

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知っておきたい!高齢者の「オムツ替え」上手な基本方法とは?

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自宅の介護では、寝たきりになった高齢者のオムツ交換も大切な仕事です。

 

ベテランのケアワーカーであれば、神業的な速さでササっと上手に交換できる人もいますが、家族で介護する場合は、抵抗を感じる人も少なくないはずです。

 

とくに男性の場合は、オムツ交換の手順が分からなかったり、どう対処して良いのか、悩んでしまう方も多いです。

 

子どものオムツ交換さえしてこなかった!という方には、ご家族の介護で親のオムツ交換をするなんて想像すらできないかもしれません。

 

しかし超高齢社会の日本において、今後は居宅での介護はますます増えてきます。ケアスタッフも人手不足なので、必然的に家族が介護するケースも多くなるでしょう。

 

今回は、これだけは知っておきたい「オムツ替え」に関しての情報をまとめました。

 

 

腹部とおむつとの間には、指2本程度の余裕を

 

オムツ替えの初心者がやりがちな失敗が、きっちりとつけてしまうことです。キレイにできた、と自画自賛しそうですが、ちょっと待った!

腹部とオムツとの間には、指2本程度の余裕があると良いとされています。

 

締め付けるとオムツ跡ができたり、本人は苦しいですよね。寝たきり方の介護をするときは、自分だったら…と当てはめると分かりやすいです。車の運転をしている方ならハンドルの遊びをイメージすると良いかもですね。

 

オムツの締め付けは本人に不快な思いをさせるだけでなく、蒸れや擦れ、おむつ跡の原因にもなります。余裕がないと体位変換時にさらに締めつけを起こし、発赤の原因にもなりますので、気をつけましょう。

 

 

女性のおむつは、後ろを厚くする

 

女性は男性より尿道が後ろなので、後ろに尿が流れやすいです。そのため、オムツを装着する際は、後ろを厚くするイメージです。

 

尿道の位置もそうですが、寝たきりの場合は後ろのほうに流れやすいので、利用者の状態をしっかりと観察することが必要です。介護のベテランさんは「男性は前、女性は後ろを意識すると上手に装着できるよ」と教えてくれました。

 

もちろん男性と女性では、オムツの付け方にも配慮が必用です。高齢者の特性を理解した上でオムツ替えをするので、素早く上手に装着できるのです。その際は、オムツ替えという行為だけではなく、適切な声かけも必要です。

 

神業のようにオムツ替えをするケアワーカーは、認知症の利用者さんにさりげなく、それでいて的確な声かけをして、スムーズに替えてしまいます。全国の介護士オムツ替え大会とか開催してもらいたいですね(笑)

 

おむつカバーの上端は、ウエストでとめる?

 

オムツカバーのとめ方も大事です。自分でやってみるとわかるのですが、ウエストより上だときつく感じます。ウエストでとめるの方も少なくないです。

 

オムツの装着で気をつけるのは、外に染み出して漏れてしまわないようにすること。最近はオムツも進化しているので、いろいろと試してみるのも良いかもです。コストの問題もあるので、使いやすさや値段なども考慮しましょう。毎日使うものなので経済的な視点も大事です。

 

介護の現場では、紙おむつの腹部のテープは、上側のテープは斜め下向きに、下側のテープは斜め上向きに留める方が多いです。このやり方のほうがフィットするからです。また漏れ防止にもつながります。

 

まとめ

 

今回、紹介したのはオムツ替えの常識といえるものです。さらに特性に合わせた方法もありますが、上達の近道は日々の積み重ねです。何度も何度もオムツを替えているうちに次第にテクニックは上がってきます。

 

簡単に今回の整理をすると、まず腹部とおむつとの間には、指2本程度の余裕があるのがいいです。締め付けるとオムツ跡ができたり、本人が苦しいですからね。

そして、 女性は男性より尿道が後ろなので、後ろに尿が流れやすいです。女性に装着するときは、後ろを厚くしましょう。

 

紙おむつの腹部のテープは、上側のテープは斜め下向きに、下側のテープは斜め上向きに留めます 。この方がフィットするので漏れ防止になります。

 

「オムツ替えなんて一生しないよ」と言っているあなた。備えあれば憂いなしなのが、介護です。ぜひ知識として留めていただけるとうれしいです。

本日もありがとうございました。