ツナガレ介護福祉ケア

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保健師ってどんな仕事〜コロナ禍で多忙な専門家は看護師だった!?【ツナガレ介護福祉ケア】

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コロナ禍において、マスコミでも連日報じられる保健所の仕事。そこで働いているのが、「保健師」です。

 

保健師は一言でいえば、地域で暮らす人の身体的・精神的な健康を守る専門家です。その対象はコロナ患者だけではなく、乳幼児、妊産婦・高齢者、障害者など幅広いです。

 

保健師と聞くと、役人ぽいイメージを持つ人もいるかもしれませんが、ざっくりいうと保健師は看護師でもあります。なぜなら、保健師になるためには、看護師の国家資格に合格する必要があるからです。


保健師が公務員として働く場合には、市区町村の役所や保健センター、保健所といった公的施設が多いです。コロナ禍だと病院と患者をつなぐ役割のイメージが強いですが、じつは子育て支援の専門家としても活躍しています。

 

この記事では、そんな保健師の仕事や役割などを紹介します。

 

 

 

保健師のお仕事とは?

 

保健師は、働く場所によっていくつかの種類があります。主な名称と働き方をまとめてみました。

 

行政保健師


行政保健師はその名の通り、公務員として働いている保健師です。たとえば、保健所や地域の保健センターなどの行政関係の施設に勤めています。

 

彼らは、市民の健康維持や医療相談受付、難病の方のサポートをします。このほかにも同じ地域で働く公務員に対する保健指導や健康管理も行います。コロナで大忙しなのは、主に行政保健師といえるかもしれません。

 

産業保健師


企業などに就職して、社員の健康管理を行うのが産業保健師です。いわばサラリーマン保健師です。健康上のトラブルなどがあったときには心強い存在ですよね。

 

産業保健師の募集をしている大企業はかなりあります。給与も高く、高待遇で迎えられるケースもあります。ある程度キャリアを積んだ保健師が、キャリアアップとして働いていることが多いようです。

 

 

学校保健師

 

学生時代に接する身近な存在が、学校保健師です。専門学校や大学、一部の私立の中学校や高校などの学校に勤める保健師です。学校での病気予防や、メンタルヘルスもサポートしますので、イメージとしては保健室の先生でしょうか。

 

ケガなどの応急処置をするほか、生徒や学生からの相談にも応じますが、やはり最近はストレスを抱えている学生のメンタルケアもかなりあります。コロナの時勢ではなおさらかもしれません。

 

病院保健師

病院で働く保健師は、看護師の看護師でもあります。通常の看護師の業務と兼務して、医師や看護師の健康もサポートしたりします。

 

最近では、病気予防のための指導、予防接種のサポート、院内感染に関する危機管理などを担う病院保健師も少なくありません。採用しているのは、大病院が主ですが、今後は増えていくかもしれません。

 

保健師と子育て支援

 

簡単に説明すると、看護師は「病気やけがの治療にかかわる医療行為」を行う人ですが、保健師は「予防医療に関する知識や実践の機会を提供」する人になります。

 

予防医療の中には子育ての相談もあります。ですから、ときには家庭訪問をすることもあります。やはり子供は国の宝。行政サイドとしても力を入れているわけです。

 

また障害児や障害者、地域で暮らす母子の生活を見ていく役割も担っています。これは、保健師の役割として「保健指導に従事することを業とする者」と位置づけされているからです。

 

具体的には、健康診断を受けたあとに「カラダのことで心配はないですか~?」とか「何か不自由なことありますか~?」など聞きながら、相談にのってくれたりします。子育てが不安な新米ママには、メチャクチャありがたい存在ですよね。

 

しかし残念なことに、こうした保健師の活動を知っている方は多くありません。どちらかといえば「何をしているのかわからない人」と感じているかもしれません。

 

その大きな理由には、そもそも保健センターや保健所に出向いて相談をしないと保健師に会えないからです。日本は「申請主義」なので、自分が動かなければ支援してくれません。酒屋の出前のように、わざわざ出前伺いのように役所の担当者がきてくれるわけではないのです。

 

保健師を活用しよう!

 

少し敷居の高い感じがする保健師ですが、困っている方はガンガン相談したほうがよいです。最近の役所は、地域によりますが昔と比べてとても親切になっています。

 

勇気をだして保健所を訪ねると、「毎日の暮らしに不便はないですか?」「体のことで心配はありませんか?」と相談にのってくれるはずです。

 

もしこのような相談にのったり、生活指導をしてくれない保健師がいたら、それは職務怠慢です。強く抗議しましょう。


コロナの影響で忙しい保健師ですが、本来は個人の健康相談にのったり、生活改善のためのアドバイスやサポートをするのが仕事です。もちろん「企業の従業員」や「地域住民」といったコミュニティ全体の健康を推進していくという働きも担っています。

 

いまや日本は、少子高齢化やメンタルヘルス問題、メタボリックシンドローム、認知症など、さまざまな問題を抱えています。人生100年時代は、良いことばかりではありません。お金以上に大切なのが健康であり、心身に問題が生じた時の強い味方が社会福祉制度なのです。

 

繰り返しになりますが、社会福祉制度は法律も入り組んでおり、わかりにくく、知らないことで損をしていることがたくさんあります。こうした迷路を適切に案内してくれるのが保健師などの専門家です。ぜひ、上手に活用しましょう。

 

本日もありがとうございました。

 

 

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