ツナガレ介護福祉ケア

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関節リウマチ、甲状腺機能低下症、皮膚疾患〜知っておきたい症状や介護の知恵

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「歳をとったなあ~」と感じるのは、同世代の人たちと病気の話をするときです。若い頃には想像もしなかったことが、誰にでもやってきます。

 

昔とくらべて、いまのシニアは若いです。しかし病気は突然やってきます。転ばぬ先の知恵といいますので、元気なときに介護の知恵を得ておきたいものです。

 

今回は、比較的症状の多い関節リウマチ、甲状腺機能低下症、皮膚疾患についてまとめてみました。

 

 

 

関節リウマチの症状とは?

 

関節リウマチは、関節に炎症が起こり、痛みや可動域制限が生じる病気です。そのため、日常生活ではできるだけ関節に負担をかけないようにすることが必要になります。

 

関節リウマチは、加齢のためしかたないと治療しない方も多いですが、歯痛を同じで痛みが続く場合は専門医に診てもらいましょう。

 

関節の痛みを軽減するための器具はいろいろとあります。たとえば頸椎カラーは一般的に外傷のある、あるいは外傷の疑われる者に対して、頸椎を固定するために首まわりに装着する器材です。ソックエイドは、股関節、膝関節の可動域の低下等により靴下をはくのが困難な場合に使用します。

 

ソックスエイド

 

関節の痛みで足先までは届かないときは、ソックスエイドを利用すると楽になります。他にも、自助具を使うことで関節負担を軽減できます。

 

ほかにもレバーハンドル式の水道栓への変更や、握りやすい自助スプーンの使用、ボタン掛けしやすいボタンエイドの使用すると暮らしやすくなります。

 

 

 

 

 

 

マグカップの持ち方

 

関節リウマチの方はマグカップを使用するときは、関節可動域制限があるので関節へ負担をかけてしまことがあります。また柄を持つと指先の関節に負担がかかります。

 

マグカップを使って飲むときは両手で、手のひらから指先まで使い、包み込むようにして持つと負担が少ないです。

 

 

枕の高さや歩行器は?

 

頸椎カラーを装着している方は、枕を高くすると頸部に負担がかかりますので、低くした方が良いです。

 

両手の関節可動域が制限がある方は、杖を持ち歩行するよりも歩行器の方が関節の可動域への制限があっても使用できます。四脚杖よりも歩行器の方が適しています。

 

しゃがむことは股・足関節への負担が大きいです。しゃがみこむ動作は、股・膝・足関節に負担がかかります。低い位置の物を拾うときはドレッシングハンドやリーチャーなどを使うことをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 甲状腺機能低下症の症状とは?

 

 

甲状腺機能低下症とは、甲状腺ホルモンの分泌が低下して、活動性が低下する病気です。女性に多くみられます。


症状としては、眠気、倦怠感、記憶力や計算力の低下があります。また体温が低くなり夏でも汗をかかなかったり、浮腫、脱毛もあります。

 

なんだか声が低音化してかれたり、体重が増えたり、便秘や無月経も甲状腺機能低下症の症状です。また、先天性に起こる場合(クレチン症)や、バセドウ病の治療後に起こる場合もあります。

 

甲状腺ホルモンの役割とは


甲状腺ホルモンは、体のエネルギー利用を促す重要なホルモンです。分泌が減ると、代謝機能が低下して浮腫、つまり「むくみ」が生じます。

 

甲状腺機能が過剰に働く、甲状腺機能亢進症の症状には、次のようなものがあります。

 

  • 消化管の働きも低下するため、便秘の症状が見られます。
  • 心臓の機能が低下することによって、心拍数の低下(徐脈)の症状が見られます。
  • 活気がなくなる、無力感を感じると言われています。

 

皮膚疾患とは

 

 

皮膚疾患のうち、真菌(カビ)が原因で起こるものは白癬です。白癬は一般に水虫とよばれているものですね。

 

白癬菌という真菌が原因で起こります。足のうら、足指の間だけでなく、爪や頭、手など全身に感染する恐れがあります。


疥癬(かいせん)とはヒゼンダニというダニが原因でおこる皮膚疾患です。帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスが原因です。


膿痂疹(のうかしん)は、黄色ブドウ球菌、連鎖球菌が原因で起こります。俗名で「とびひ」と呼ばれているのはこの一種です。


老人性掻痒症は、高齢者の肌が乾燥することによって起こります。歳をとると肌が乾燥しますので、スキンケアも大事ですね。

 

 

まとめ

 

シニアになると病気も心配です。ですが、いまから知っておくと、いざという時に対応することができます。

 

関節リウマチで手が足先まで届かない場合は、ソックスエイドの利用によって自分で靴下をはけるようになる可能性があります。

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌量が不足することで発症する病気です。
甲状腺ホルモンは全身のエネルギー利用を促すホルモンであり、分泌が減ると神経や心臓、代謝に影響が出ますので、栄養バランスに気をつけましょう。

 

皮膚疾患はいろいろあります。

 

白癬は、足の裏や爪に入り込み発症する水虫と呼ぶものです。真菌の一種である白癬菌から起こる疾患です。

 

帯状疱疹は、子供の頃によくかかる「水ぼうそう」のウイルス、すなわち水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で起こる感染症疾患です。このウイルスは一度かかると、身体の中に潜伏し、疲れた時やストレス時に再発しやすくなります。

 

老人性掻痒症は、高齢者の肌が乾燥し荒れる事でおきる肌疾患です。スキンケアにも気を配るとアンチエイジングにもつながりそうですね!

 

本日もありがとうございました。