認知症になりやすい方には、どのような特徴があるのでしょうか。
海外でも認知症の研究は進められています。
アメリカの研究者が、認知症になりやすい3つの特徴を報告しました。
認知症になりやすい特徴
アメリカの研究者によると、認知症になりやすい3つの特徴があるそうです。
それは・・・・・・
- 協調性がない
- イライラしやすい
- 気にしやすい
共通点は
3つの共通点は、「周囲と距離を起きやすい」性格のように思います。
<協調性がなく周囲になじめない>
<イライラと怒りやすく他人を寄せ付けない>
<気にしすぎて自分の殻に閉じこもる>
人間関係が苦手で社会とも接することが少なくなると、認知症の発症リスクは高まるといわれています。
研究報告は、2017年のJournal of Psychiatric Researchに掲載されたものです。50歳以上の1万2307人を対象に2〜8年後の認知症の発症を調べた結果、3つの性格が認知機能障害の発症リスクに関係性があると指摘されています。
小さいことは気にしない
小さいことを気にして悩んだり、不安になるとストレスがたまります。
ストレスは記憶を司る脳の海馬にダメージを与え、認知症を招きやすいです。
また、気にしやすい性格の人は、周りの目を気にして外出を控えてしまいがち。
そのことで活動量が減り、ADL(日常生活動作)も低下するリスクがあります。
認知症を予防するライフスタイル
認知症にならないためのライフスタイルの研究も進んでいます。
まずは、認知症になりやすい9つの要因をまとめてみました。
1)人生早期の中等教育の中断
2)高血圧
3)肥満
4)中年期の聴覚障害
5)喫煙
6)うつ病
7)身体活動の不活発
8)社会的孤立
9)人生後期の糖尿病
上記の9つが、認知症発症リスクに関連する要因です。
肥満や喫煙などのライフスタイルの改善は、認知症にならない近道といえそうです。
報告書は医学雑誌のLancet 誌に掲載された。2017年7月にAlzheimer's Association International Conference (AAIC) 2017で公表され、同時にLancet誌に掲載。認知症の予防・介入・ケアに関する分析結果が記されている。
まとめ
協調性がなかったり、気にしやすい方は認知症になりやすい傾向があります。
これは、社会的孤立を招きやすい環境も影響しているようです。
ライフスタイルの改善は9つあります。
まずは、肥満や喫煙など出来そうなところから、変えていくと良いかもしれませんね。
とはいえ、いきなり変えるのは難しいのも事実・・・・・・。
無理せずに取り組んだ方が、効果が出てくるようにも思います。
本日もありがとうございました。