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親と暮らせない4万5000人の子供を支える社会的養護とは?

 

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今、国内には親がいるにかかわらず、親元で暮らせない子どもたちが、約4万5000人います。(参考:日本こども支援協会

 

そうした子供たちを公的な責任として社会的に養育することを「社会的養護」と言います。つまり家庭に代わって社会保障費(税金等)で子どもたちを育てているのです。

 

親元で暮らせなくなった理由は、虐待や経済的な理由など様々です。

虐待などで保護された子どもたちはどういう形態で暮らしているのでしょう。

 

 

NOISU(ノイス)

 

 

社会的養護の形態って知ってますか?

古くは漫画「タイガーマスク」の主人公が育てられた場所として注目された児童養護施設。テレビドラマや映画などでも聞いたことがある人は多いでしょう。

 

しかし、具体的にその中身を詳しく知っている方や、児童養護施設以外の施設については知っている方は少ないのではないでしょうか。

 

 親元で暮らせない子どもたちが暮らす社会的養護の形態は主に7つあります。

 

 ①乳児院

 

もともと乳児院は、第二次世界大戦後に子どもの病院代わりとしてケアにあたっていたという歴史があります。

現在は「乳児を入院させてこれを養育し、あわせて退院した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設」と定められています。

 

②児童養護施設

 

社会的養護の中で最も古くから存在している施設です。

長年の支援からノウハウは多く蓄積されていますが、子どもの利益を考えた生活単位の小規模化などの課題は残されています。

 

③児童自立支援施設

 

いわゆる不良や素行の悪い少年のケアを行う施設です。

最近では虐待された子どもが多く入所されていて、虐待された経験が非行行動に影響しているという指摘もあります。

夫婦が子どもたちと暮らす「小舎夫婦制」が推進されていますが、現実には半数以下になっています。

 

小舎夫婦制は、夫婦である児童自立支援専門員と 児童生活支援員が児童と一緒の寮舎に住み込み、生活を共にしながら支援するという伝統的な形態である。 交替制は、職員が交替で支援に当たる形態である。

 

 

④児童心理治療施設

 

もともとは少年非行の低年齢化に伴って法定化されましたが、最近では不登校や虐待経験の影響がある子供のケアに当たっています。

心理療法担当職員が配置されているのが大きな特徴です。

 

 

⑤里親

 

社会的養護において、最も注目されている制度です。

里親の登録数が伸び悩むなどの課題はありますが、里親への委託率は増加しているといいます。

里親には「養子縁組を目的とする夫婦」と「養育里親」があります。

 

養育里親は、5年ごとの更新制で定期的に研修の受講が求められます。

私も里親の研究会に入っているのですが、意識の高い方が多いように思います。

 

里親には「親族里親」と「専門里親」という分類があります。

専門里親には①虐待などで心身に影響を受けた子供②非行などの問題がある子供③身体・知的などに障害のある子供の3種類に区分されています。

 

ここらへんの制度がややこしいところもありますね。

もちろん里親には国から里親手当や養育費等が支給されます。

 

 

 

 

ほいく畑

 

⑥小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム)

 

5~6名の子供の養育を行う事業です。つまり多人数の子供の里親になるというイメージですね。

 

ただしこの事業を行う場合は里親ではなく、事業主となりますので職業として子供たちの養育への責任を負うことになります。

養育者は3名以上。(夫婦+補助者1名、あるいは養育者1名+補助者2名)と規定されています。

 

⑦自立援助ホーム

 

自立援助ホームは義務教育終了後、様々な理由で家庭にいられなくなった子供。

また児童養護施設等を退所し、働かざるを得なくなった原則15歳~20歳までの青少年たちが暮らす施設です。

彼らはスタッフと共に生活しながら、社会で生きて行くための準備をします。

 

思春期の青少年が多いので情緒不安定など様々な課題を抱えていることも珍しくありません。とくに就職に関しての支援は難しく、大きな課題でもあります。

 

前澤友作氏も応援?ひとり親家庭への支援とは

 

お金持ちの前澤友作氏がコロナ渦を受けて、ひとり親家庭を支援したいと明かしました。ひとり親家庭とは、母子・父子家庭の総称です。

 

以前は「欠損家庭」という用語も使用されていましたが、今ではシングルマザーやシングルファザーと呼ばれネガティブなイメージはあまりないのではないでしょうか。

 

前澤氏の支援も良いのですが、具体的に誰にでも受けられる4つの柱があります。

これは運不運で受けられないものではないので、ぜひ活用してください。

 

①子育てと生活支援……家庭生活支援員などを派遣してくれる。

②就業支援……職業教育や資格取得を応援してくれる。

③養育費の確保のための支援……養育費を確保してくれる。

④経済的支援……12種類の貸付金が用意されている。

 

まとめ

 

親と暮らせない子どもが、その後どこで暮らしているのかは知らない方も多いと思います。児童養護施設ももちろん良いのですが、集団生活でありプライバシーを尊重されていない等、多くの問題を抱えています。

 

施設の子供は「今日は何を食べたい」と言うことが出来ません。

メニューは決められているからです。

本来の親子の関係性を社会的養護でも大事にすべきだと思います。

 

個人的には里親制度がもっともっと普及すればよいと考えます。

そして自分自身もその一助になればと思います。

 

本日もありがとうございました。

 

 

 

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