家庭の介護
ランキング参加中健康 福祉の資格のひとつに「社会福祉士」があります。 困っている方の相談や援助の場において重要な役割を担っていますが、仕事内容を知っている人は少ないかもしれません。 今回は、社会福祉士のさまざまなアプローチについて解説します。…
海外にも様々な医療や介護の制度があります。 たとえば、イギリスでは政府が運営する健康保険があり、無料で医療サービスを受けることができます。一方、アメリカには全国民を対象とした公的な医療制度はありません。今回は、諸外国の医療や介護制度について…
本格的な高齢社会を迎えて、有料老人ホームの数は急速に増えています。しかし、そのサービスはすべて同じではありません。よくカン違いされるのが「介護付き」と「介護なし」の区別です。 有料老人ホームだから「介護付き」は当たり前だと考えがちですが、実…
介護が必要になると、ゴミ出しや食事を自分ですることが難しくなり、介護施設を検討する方は多いです。しかし介護施設と一口にいっても、さまざまなタイプがあります。 知っておきたい介護施設には、①ケアハウス 、②介護老人福祉施設、③介護老人保健施設、④…
介護や障がいの仕事では、リハビリテーションの専門職も多く働いています。 リハビリテーションとは、病気やケガ、障がいのある方が社会復帰を目指すために行う訓練のことを言います。 訓練のときに、利用者さんに寄り添いサポートを行っているのがリハビリ…
介護が必要になると、住宅の改修を行う方は多いです。家の階段に手すりをつけたり、車椅子のために段差をなくしたり、リフォームにもお金がかかります。 いざという時に知っておきたいのが、介護保険の住宅改修費です。この制度を活用すれば、住宅改修でかか…
介護が必要になると、本人はもとより家族も疲れやストレス、悩みを感じる人が多いです。こうしたときに覚えておきたいのが「ストレスコーピング」です。 コーピング(coping)とは、英語で「対処」の意味です。ストレスコーピングを知ることで、ストレスと上…
平成29年版高齢社会白書によると、10年前、7人に1人だった65歳以上の認知症の数は、2025年になると5人に1人となると推計されています。こうした中、注目されているのが「認知症カフェ」です。 認知症カフェは、認知症の方やその家族など誰でも参加することが…
知っておきたい「65歳の壁」 障がいのある方が65歳を迎えると、介護保険の申請を求められます。これは、障害者総合支援法から介護保険法に移行するための手続きです。一体何が変わるのでしょう。各地では、これまで受けていた障害福祉サービスが受けられなく…
高齢者の医療保険制度における、給付と負担は決められています。たとえば、70歳から74歳までの加入者が負担する一部負担金は、原則2割です。しかし、現役並みに稼いでいる方は、療養の給付に要した費用の3割を負担します。今回は、高齢者の医療費について…
病気などで食事制限の必要な利用者さんは少なくありません。 たとえば、高血圧の塩分制限は1食2g未満、1日6g未満が推奨されています。また、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の方は豆類を食べるとよいとされています。 この記事では、知っておきたい食事介助…
高齢者に多くみられる病気にパーキンソン病があります。パーキンソン病の歩行の特徴には、すくみ足、突進歩行、小刻み歩行などがあります。歩幅が狭く、方向転換や振り返りなどバランスをとることが難しく、歩き始めると止まらないことがあります。 パーキン…
認知症への関心が高まる中、注目されているのが「認知症サポーター」と呼ばれる人たちです。認知症の正しい知識を学び、地域に暮らす認知症の人やそのご家族に対して手助けをします。今回は、認知症サポーターの役割や資格について解説します。 認知症サポー…
現在、日本女性の平均寿命は87.26歳ですが、30年前の平均寿命をご存知でしょうか。 答えは、80歳。なんと30年間で日本女性の寿命は7年ものびたのです。このままいけば、30年後の平均寿命は94歳になるかもしれません。 人間五十年と吟じた織田信長も、さぞ驚…
介護業界には老舗企業も多いです。そのひとつが「ツクイ」です。全国にデイサービスや有料老人ホーム・サ高住も積極的に展開しています。 35年以上前に訪問入浴を開始し、訪問介護、通所介護、デイサービス、ショートステイ、有料老人ホームと業務を拡大。20…
高齢になると排便は健康チェックのひとつです。毎日、快便のお年寄りは元気な方が多いです。不思議なもので介護をしていると、ウンチの怖さはなくなります。むしろ、ずっとウンチが出ない利用者さんがこわいです。 たとえば、認知症のお婆ちゃんの排便がない…
誤嚥(ごえん)とは、声帯をこえて食べ物などが気道に入ることです。若い人でも飲み込みのときに食べ物が気管に入ってムセることがあると思います。息が詰まったような感覚は誰にでもあるかもしれません。 喉頭蓋(こうとうがい)は嚥下時に気道をふさぐ役割…
介護業界の倒産要因とは 経営は安定しているとされる介護業界ですが、2018年の「老人福祉・介護事業」の倒産は、106件と厳しい一面もあります。理由は、①報酬改定や人材不足、②利用者確保の難しさ、③同業他社との競争激化などが挙げられます。 事業者の立場…
ヨガは効果あるの? 今回、体験したのはヨガレッスン。きっかけは「腰」の違和感でした。入浴介助や移乗などを行っている介護職にとって気をつけたいのが「腰痛」です。 腰ベルトやコルセットで予防することも重要ですが、恐怖の大魔王はいつやってくるかわ…
介護職は腰痛もちの方が多いです。とくに移乗介助を行うときは注意が必要です。移乗とはトランス(トランスファー)ともいいますが、車いすからベッドに移る、車いすから便器に移る、車いすから椅子に移などの「乗り移りの動作」のことです。 このトランスの…
健康のバロメーター 尿や便は、健康状態を知る大事なバロメーターです。介護や医療の現場でもチェックはかかせませんし、記録もつけます。ケアワーカーになる前は「排泄」というと避けたい感じがありましたが、慣れてくると「良いウンコ」と「悪いウンコ」を…
世界初!人工シナプスコネクターの開発に成功 2020年8月、慶應義塾大学医学部などの研究グループが脊髄損傷の治療に効果のある「人工シナプスコネクター」の開発に成功しました。世界初です。研究は、人工的に作り出した「たんぱく質」を注射することで、切…
認知症と記憶障害 70代になると「最近、電話番号が覚えられない」とこぼす方が増えてきます。自宅へ電話するときは間違えないが、あまり電話しない場所にかけるときは、メモを見て一つ一つの数字を確認しながらでないと番号を間違える。これまでスムーズに覚…
介護業界で稼ぐには 手っ取り早く稼ぐには「夜専」が一番です。夜専とは、夜勤専従のこと。つまり、夜に集中的に働く介護職です。夜専は派遣の方が多いです。時間が長く、時給も高いので1回の夜勤で3万円以上稼ぐ人も少なくありません。 施設だけでなく、…
食事と歯みがき 障害支援のひとつに口腔ケアがあります。簡単にいえば歯みがきです。利用者さんの中には「胃ろう」といって、チューブで胃に直接栄養を送り込んでいる方もいます。衛生面や機能低下予防の観点からも口腔ケアは必要です。この記事では障害者の…
褥そう(褥瘡・床ずれ) 褥そう防止法 肌トラブル 座薬 座薬の方向 外傷性出血の対応 呼吸していない場合 意識がもうろうとしている場合 骨折した場合 塩素系漂白剤を飲み込んだ場合 まとめ 褥そう(褥瘡・床ずれ) 褥瘡(じょくそう)という言葉を介護現場…
リハビリテーションの意味 リハビリテーションは単なる機能の回復ではありません。障害を持っていてもそれに適応して人間の尊厳を回復し、全人間的復権を実現することを理念としています。つまり身体機能の回復だけでなく、精神面や社会的能力の回復にもアプ…
介護職の報酬は上がるのか? 今後の財政を議論する「財政制度等審議会」が2021年11月8日開催されました。ここでは、岸田政権が重点施策の1つに位置付ける介護職の賃上げに関する報告もありました。興味深い内容を紹介します。 介護職の報酬は上がるのか? 医…
2012年は認知症高齢者数が462万人と、高齢者の約7人に1人が認知症であるとの統計が出ています。そして、2025(令和7)年には、約5人に1人が認知症であるとの推計もあり、その人数は約700万人となります。 現在、日本では4種類の抗認知症薬が承認されています…
シニアと美容 シニアになっても美しくなりたいという意識は重要です。年を取ると「誰にも合わないからいいや」と化粧もせず、美容院にも行かずに家の中で長い時間を過ごす方も少なくありません。すると不思議なことに老け込みだして、心身の機能も低下してい…