保育士の試験で過去問を解いていると、古いデータを鵜呑みにして本番で間違えるケースもあります。ここでは2021年版の最新の情報をまとめてみました。
全世帯での高齢者の割合
2014年のデータでは、65歳以上の高齢者がいる世帯は全世帯の46.7%。そのうち一人暮らしは25.3%でした。
これが2019年は増えています。65歳以上の高齢者がいる世帯は、全世帯の49.4%。このうち一人暮らしの高齢者は28.8%を占めています。いまだ高止まりがないことを押さえておく必要がありそうです。
児童虐待される年齢と件数
児童虐待の年齢で最も多いのは、2017年は小学生(34%)、次いで3歳~学童前(25.6%)、0~3歳未満と続いていました。
これが2018年になると、最も多いのは小学生と3歳~学童前が、20.7%と並びます。主たる虐待者は母親が多く、半数以上を占めているのは変わりません。
保育室の温度の目安
保育室の温度の目安については、夏は30℃以下(冷房使用時は外気温との差を5℃以内にする)、冬は17~22℃が適温とされていました。
こちらも修正があり、最新では夏は26℃~28℃以下(冷房使用時は外気温との差は5℃以内)、冬は20~23℃が適温となりました。
保育室の湿度の目安
保育室の湿度の目安については、湿度は40~65%。加湿器を使用するときはこまめに手入れをして、最近やカビの繁殖に注意するとされていました。
こちらの修正では、湿度は60%となりました。
保育士改正まとめ
保育士の試験では法改正の情報などもチェックしておく必要があります。とくに独学で勉強している場合、情報漏れもあり、古いデータのまま暗記をしてしまうことも少なくありません。
法改正の情報や重要ポイントを今後も更新していければと思います。本日もありがとうございました。